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菊枝花瓶
径12.0×高18.3cm -
菊絵額皿
径31.0cm
中国では不老長寿の薬効があるといわれ、菊酒を飲み長寿を祈願していました。四君子の一つとして親しまれ、日本には平安時代に渡来、後に皇室の紋章となり、日本の国花にもなっています。古くから鍋島の文様としても使われています。
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藤袴絵額皿
径20.0cm -
藤袴絵花瓶
径19.7×高24.8cm
秋の七草の一つで、中国では古くから香草として使われ、日本には奈良時代に渡来しました。香水蘭などという美しい呼び名もあり、源氏物語には藤袴の巻があるなど古来より愛されてきた花です。色鍋島の代表的な格の高い文様です。
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柘榴絵花瓶
径22.2×高33.6cm -
柘榴絵額皿
径19.4cm
実の多いところから多子、すなわち子福音を寓意するものとして中国では「千子一房」と喜ばれ、子孫繁栄の吉祥文様とされています。古くから神聖視され、江戸期の色鍋島にも多く描かれています。
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竜胆絵煎茶碗
径9×高さ6cm -
竜胆絵額皿
径19.4cm
古来より愛されてきたので「古今集」をはじめ歌に詠まれ、清少納言も兼好法師もこの花を秋の花としてあげています。王朝貴族たちは着物のかさね色目に「りんどう」を用いていました。たいへん愛された花なので、家紋としても実に多様の竜胆紋ができ、また工芸品として陶磁器にも用いられています。
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葡萄絵花瓶
径15.2×高17.0cm -
葡萄絵額皿
径16.8cm
西アジアが原産地とされシルクロードにより中国へ、そして奈良期に葡萄唐草文として日本へ伝わった。その姿の雅やかな風情や、その実の多いことから「豊饒多産」を意味する吉祥紋様として親しまれ、異国趣味の代表的なものとして広く普及してきた。
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