日本は四季折々、季節によって様々な姿をみることができますが、暮らしの中での使い方、文様の謂われ、制作にまつわる話、など、様々な季節に亘る器の提案をいたします。
<5月> 唐子箸置(大)
遊び疲れて眠ってしまったのか、なんとも愛らしい姿の唐子の箸置です。
江戸時代に中国から伝わった唐子の意匠は子孫繁栄と子供の健やかな成長を願う吉祥の文様として、やきものをはじめ様々な物に描かれてきました。
11代が制作した形を基に、衣服を黄・緑・紫の3色で表現いたしました。端午の節句の席にお使いいただいてはいかがでしょうか。