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古陶磁コラム  
2004年10月

色絵栗鼠に葡萄絵変形皿

古伊万里様式 (17世紀中期)
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 初期色絵の雰囲気を感じさせる変形皿である。かすかに段をつけた見込みに、何の動物か判別しにくい動物が描かれているが、葡萄と共に描かれていることから栗鼠であろうと思われる。当時から「梅に鶯」や「粟に鶉」、「栗鼠に葡萄」など植物と動物や鳥が組み合わせて描かれることが多く、皿の縁の口銹により、額縁の中の絵を見るようである。
(文・14代今泉今右衛門)


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