十三代今右衛門が昭和30年代、古窯趾調査の際収集した陶片である。鍋島の陶片以外は初期伊万里の窯趾の陶片が主で、これらの陶片との出会いが、十三代を初期伊万里の世界に引き付けるきっかけとなったということである。 これらの陶片の中には伝世品にみることの出来ない絵柄も多く、貴重な資料である。