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春季特別企画
鍋島・古伊万里
水の表情展
水は人の暮らしとは切り離せない。人間にとって聖なるものとして、日本でも様々な文様として描かれてきました。この度、(財)今右衛門古陶磁美術館では春季特別企画「鍋島・古伊万里 水の表情展」と題して、水にまつわる様々な文様をご紹介いたします。形のない水は、表現する方法として流水・波・渦など様々な情景として吉祥の花々とともに文様化され、その他、水の変化した状態として「霞」は日本的な感覚で遠近感を表現する方法として、また「雪」は雪の多い年は豊作になるということで豊年の兆しの吉祥の文様として描かれています。これら「水」の様々な表情をみると、形のない「水」が日本的感覚と相俟って、独特の構成方法により描かれていることをみることが出来ます。
今回は、「水」にまつわる様々な表情を、鍋島・古伊万里の文様を通して五十余点ご紹介いたします。春から夏への水の季節。日本人の美意識による「水」の様々な表情の世界をご堪能いただければ幸いに存じます。
■会期
平成20年3月13日(木)~6月29日(日)
■会場
公益財団法人今右衛門古陶磁美術館
佐賀県西松浦郡有田町赤絵町2-1-11 電話0955-42-5550
■観覧料
一般500円(400円)、高・中・小無料
( )内は15名以上の団体
■開館時間
9:30~16:30
■休館日
毎週月曜日(5月5日は開館、5月7日は休館)
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おもな展示作品 |
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