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春の特別企画展
色鍋島と歴代今右衛門展
この度、(財)今右衛門古陶磁美術館では、春の特別企画展として、「色鍋島と歴代今右衛門展」を開催いたします。
色鍋島の色絵磁器は、江戸期、鍋島藩窯として造られ、精巧な技術・斬新な意匠・崇高な品格を併せもつ作品として世界的に高い評価を得ています。その制作において今泉今右衛門家は、江戸期は鍋島藩の御用赤絵師として携わり、その絵具の調合・技法は一子相伝の秘法として継承されてきました。そして明治以降は、藩の保護を失うと同時に、十代今右衛門は、生地造りから赤絵付けまでの一貫した制作に挑み、技術的・経営的苦難を乗り越え、歴代の今右衛門は最盛期色鍋島の復興に努め、色鍋島の技術の継承に努めてきました。
今回は、「色鍋島と歴代今右衛門展」として、色鍋島の名品と歴代今右衛門の作品を同時に展示することにより、歴代の今右衛門が各々の時代、江戸期の色鍋島に範を得、真摯に色鍋島と仕事に取り組んできた陶工の息吹を感じていただきたく企画いたしました。ご高覧いただき、色鍋島の気品と、歴代今右衛門の気概を感じていただければ幸いに存じます。
■会期
平成21年3月6日(金)~6月21日(日)
■会場
公益財団法人今右衛門古陶磁美術館
佐賀県西松浦郡有田町赤絵町2-1-11 電話0955-42-5550
■観覧料
一般500円(400円)、高・中・小生無料
( )内は15名以上の団体
■開館時間
9:30~16:30
■休館日
毎週月曜日(5月4日は開館・5月7日は休館)
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おもな展示作品 |
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