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秋の特別企画展
十三代 今右衛門展 Part I 鍋島とともに
十三代今泉今右衛門が逝去して10年。
この度、当美術館では「十三代 今右衛門展 Part I 鍋島とともに」を開催いたします。
十三代は若い頃から、伝統工芸は現代の人にも通じるものでなければならないという自論から、
生涯、十三代としての現代の色鍋島の世界を追求してきました。
その結果、鍋島の裃を着たような堅苦しさからの脱皮として吹墨・薄墨の技法を確立させましたが、
同時に江戸期の意匠の中に、普遍的な美意識を見出しそれらを作風の中に取り入れたものも多く見られます。
今回は現代の色鍋島を追い求めた十三代の作品と、その意匠と関連する江戸期の鍋島も併せ展示いたします。
十三代が好んだすすきの穂が風にゆれる季節。十三代の在りし日を偲んでいただければと存じます。
■会期
平成23年9月15日(木)~12月18日(日)
※有田皿山まつり 10月17日(日)11:30ごろ
当館前におきまして「有田磁器太鼓」の演奏が行なわれます。
この機会に、十三代作の磁器太鼓も合わせてご覧ください。
■会場
公益財団法人今右衛門古陶磁美術館
佐賀県西松浦郡有田町赤絵町2-1-11 電話0955-42-5550
■観覧料
一般500円(400円)、高・中・小生無料
※( )内は15名以上の団体
■開館時間
9:30~16:30
■休館日
毎週月曜日
(祝日の場合は翌日休館。9月19日、10月10日は開館)
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おもな展示作品 |
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