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企画展
輪島塗と今右衛門
日本の数ある伝統工芸の中で特に輪島塗と色鍋島は、長い歴史と細分化された制作工程を経て完成するという共通点があります。
今泉今右衛門家には母屋を飾る調度品や新年を迎える日の什器、十一代今右衛門夫人の愛用品など輪島塗の堅牢優美な漆芸品の数々が伝世し、柔らかで穏やかな光沢の漆の輝きは、高い品格を誇る色鍋島と美しい相乗効果をもたらす特別な空間を創り出しています。
また平成9年には、色鍋島今右衛門技術保存会と輪島の漆器工房が共同企画で作品を制作するなど、輪島塗と今右衛門との深い縁が感じられます。
今年1月に輪島塗の産地を襲った能登半島地震では、甚大な被害とともに多くの輪島塗の工房も大きな打撃を受けました。
今右衛門古陶磁美術館では、陶磁器をはじめとする日本の伝統美を広め、未来へと伝える文化施設として輪島の伝統産業を支援するために本展を企画いたしました。
今右衛門家に伝わる輪島塗と色絵磁器の歴史ある伝統美のコラボレーションを、どうぞお楽しみください。
■会期
令和6年4月26日(金)~6月23日(日)
※会期延長致しました
■開館時間
火~金 13時00分~16時00分
土・日 10時30分~16時30分
有田陶器市期間 4月28日(日)~5月5日(日)は
9時00分~16時30分
■休館日
5月7日(火)、13日(月)、20日(月)、27日(月)
6月3日(月)、10日(月)、17日(月)
■会場
〒844-0006 佐賀県西松浦郡有田町赤絵町2-1-11
電話 0955-42-5550
公益財団法人 今右衛門古陶磁美術館 2F
https://www.imaemon.co.jp/museum/
■観覧料
300円、15名以上の団体(200円)
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