imaemon museum
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ギャラリー

10代今右衛門
■10代今右衛門(1)
色絵唐子文皿

■11代今右衛門(1)
色絵竜花瓶

■11代今右衛門(2)
色絵鳳凰桐文化粧道具入揃

■12代今右衛門(1)
色絵更紗文額皿

■12代今右衛門(2)
色絵緑地草花文陶筥

■13代今右衛門(1)
色絵かるかや文額皿

■13代今右衛門(2)
色絵吹重ね草花文額皿
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江戸時代の幕藩体制が終わると、鍋島藩窯の御用赤絵屋の制度も消滅した。10代今右衛門は明治六年に本窯を築き、色鍋島の生地から染付・上絵に至る一貫した制作に踏み切った。明治より大正初期にかけての苦境を乗り越え、赤絵の技法を確守し、今日の今右衛門窯の基礎をつくった。
  色絵唐子文皿

色絵唐子文皿

大正年間(10代今右衛門)

鍋島の七寸高台皿の形状・裏書き・高台書きの様式に古伊万里様式の唐子が描かれた珍しい作行である。しかし、唐子の染付のやわらかな筆致・発色とも素晴らしく、そのまわりに細かい線書きにより牡丹の花がびっしりと埋めつくされている。また、高台内には「今右エ門」の銘が記されており、10代の後期の作品と考えられる。


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